彩野 つまみかんざし


「つまみかんざし」との出会い

 私がつまみかんざしと出会ったのは学生の頃です。いつも通っていた美容室にパンフレットが置いてあり、たまたま手に取ったことがきっかけでした。

丁度その頃、私には、海外で働きたいという夢がありました。しかし、いざ語学研修なでで外国に行ってみると、余りにも自分が日本について無知であることを思い知らされたのです。

何か一つでも日本らしいことを身に付けてからでないとまた同じ恥を書くとおもっていた私は、試しにつまみかんざしの体験教室に参加してみることにしました。元々工作や描画が好きだった私は、レベルは違えど数百年続いている工芸品を自分でも作り出せるという楽しさにどんどん引き込まれていきました。

 

「つまみかんざし」について

 「つまみ細工」とは江戸時代(1818年頃から)に始まったとされる技法で、正方形に裁断した生地にピンセットを使ってつまんで折りたたみ、それらを組み合わせて花などを作っていくものです。この「つまみ細工」を使って作る「つまみかんざし」は東京都の伝統工芸品に指定されています。現在では子どもの健やかな成長を祈願する「七五三」、大人の仲間入りを祝う「成人式」、晴れて夫婦となる「結婚式」の際に着物と合わせて使われるほか、京都の舞妓さんが髪に挿している物としても有名です。また、ここ数年、コスプレ衣装やパーティなどに髪に飾ることが大変人気です。

 

「つまみかんざし彩野」では伝統的な技法を残しつつ生地のバリエーションを増やし、日常使いしていただけるデザインをご提案しています。

一点一点全てが手作業で作られており、一つの作品を完成させるのに最低でも三日はかかるとても繊細な工芸品です。

 

*取扱注意:生地が湿度と日焼けに弱いので、なるべく湿度が低く暗い場所で保管して下さ

い。また、水に濡らすことや、強い力を加えない様ご注意ください。汚れても洗う事は出来ません。