ギアナ高地・ロライマ山


写真:ベネズエラ大使館

秘境ギアナ高地とロライマ山

 秘境ギアナ高地と言えば、テーブル・マウンテン!現地の言葉で「テプイ」と呼ぶそうですが、ロマイラ山とクケナン山だけはテプイと呼ばれず、特別な扱いをしているそうです。ほぼ垂直に切り立ったテーブルマウンテンが数多く点在する。その数は、100を超えるといわれている。標高の高いテーブルマウンテンは、ギアナ高地内でもエセキボ川の西側に多くあり、ネブリナ(3,014m)、ロライマ山(2,810m)などがある。エセキボ川の東側のテーブルマウンテンは比較的小規模で標高は1,000m以下のものが大多数を占める。

エンジェルフォール

 テーブルマウンテンの1つ、アウヤンテプイにはエンジェルフォールがある、世界最大の落差を持つ瀑布は落下点までとどかず途中で消えてしまう。また、同じくテーブルマウンテンのひとつ、サリサリニャーマには、現在確認されているだけで8つの大穴が空いている。その穴は最大のものは直径・深さとも350mある。あまりの深さのために、鳥類(山のふもとから木の実を持ってきて種だけ吐き出すアブラヨタカなど)の活動を除いて穴の内部と外部はほぼ隔絶されており、独自の生態系を築いている。

ロライマ山

 ベネズエラ, ガイアナ、ブラジルの3つの国境を跨ぎ、最高地点の標高は2,810メートル。頂上台地の面積は45平方キロ、長さ14.5キロメートルで東京ドーム962個分の広さがあります。テーブルマウンテン、ロライマ山は名前の通り、テーブルのような見た目の山でこの国立公園内にはロライマ山のようなテーブルマウンテンが約100個あると言われています。ロライマ山頂では、他にもジャグジーと呼ばれる天然のプールと、あたり一面クリスタルだらけのクリスタルバレー、岩に穴が開いていて眼下を見渡せるベンターナなど特異な景色を見ることができます。また、動植物も変わっています。昆虫を栄養とする食虫植物が多く自生しています。

 ロライマ山の天気は変わりやすく、晴天だったのにいきなりスコールに、特に6月から11月の雨季には川が増水し腰の高さまで水に浸かり、ロープを頼りに川を渡ることになります。また、日陰のないサバンナ地帯を延々と歩き続けることもあります。しかし、この変わりやすい天気のおかげで、様々な表情のロライマ山を見ることができます。雲間からロライマ山、隣のクケナン山が見えた際の壮大な景色は感動。記録に残る初登頂は、1884年12月18日、イギリスの植物学者であったイム・トゥルンとハリー・パーキンスによる。しかし、はじめてロライマを発見したのは、ドイツ人の探検家、ロバート・スコムバーグで1838年のことである。初登頂を行ったイム・トゥルンはイギリスに帰国後、その時に撮影した写真を用いた講演会を開く。その聴講者のなかにいた、アーサー・コナン・ドイルはロライマの風景に感激し、小説『失われた世界』の舞台にした。

 

観光:ロライマ山

 コナン・ドイルの小説「失われた世界」の舞台にとして知られるロライマ山。ジャングルの川をさかのぼり目に入るテーブル状の山は先住民から聖なる山とされてきた。テーブルマウンテンはベネズエラのギアナ高地にいくつもあるがロライマ山はブラジル、ベネズエラ、ガイアナの国境に位置しており、2,810mはブラジル最高峰。テーブル状の頂上は浸食により独特の地形とされ、地質は20億年前のものとされている。

 ボア・ヴィスタはブラジル側からのロライマ山へのトレッキング拠点となっており、通常6泊7日で登頂とされている。

 グーグルマップでも山頂が平であることがわかります。

 


カールじいさんの空飛ぶ家のモデルとなった場所

 実はこちらのロライマ山、映画「カールじいさんの空飛ぶ家」の中でカールとエリーが夢見た場所のモデルとなっているんです。カールじいさんが目指していた場所が実際に存在しているなんて、なんだかロマンチックですね!


映画と実際の写真を比べてみると、言われてみれば似ていますね。